コア歯科クリニック

体の健康のために

歯科治療で
「病気にならない体づくり」を手助けします

お口の中のケアは、虫歯や歯周病など口腔内の病気を予防するだけと思われやすいですが、全身の健康にも大きく関わりがあります。
例えば歯を一本失っただけでも嚙み合わせに影響を及ぼして全身のバランスが乱れたり、お口のトラブルの度合いによっては食べ物をうまく噛めず、食べられる物が限られてしまうことで栄養が偏りがちになったりと、歯一本が体全身に影響を与えてしまいます。
口腔内は繊細で虫歯などのトラブルがいとも簡単に起こってしまうため、ないがしろにできない部位です。
お口の病気に罹ってしまうことで体の病気を引き起こしてしまい、生活面に支障をきたすことも多くなります。

コア歯科クリニックでは、体の健康を考えた口腔内のケアを歯科治療を通して患者様の日常生活を支える治療を行っています。
年齢とともに全身の機能が低下しやすくなるように、口腔の機能も低下しやすくなります。病気にならない健康な体づくりのお手伝いができるよう、口腔ケアの重要性を多くの患者様にお伝えし、健康を守れるようサポートさせていただきます。

歯周病が原因となる病気を知っておきましょう

万病のもととなる歯周病の原因となっている虫歯や歯周病の菌は、唾液などと一緒に体内に入り込んでしまうと全身に悪影響を及ぼす可能性があります。
歯肉からの出血をそのままにしておくと歯垢が歯周ポケットに入り込み、歯周組織を破壊して炎症を繰り返してしまいますので早めの対処が必要です。
炎症を起こすと毒性物質が全身に行き渡り、病気を悪化させる原因にもなりますので歯垢を溜めないように心掛けましょう。
歯周病からどの様な病気に罹りやすくなるのかを知り、日々の歯磨きなどのケアを見直すことが大切です。ケアについて知りたいことがありましたら、お気軽に医師やスタッフへご相談ください。

歯周病が原因となる疾患
  • 心筋梗塞・狭心症

    歯周病原菌などの刺激により、動脈硬化を起こす物質が作られて血管を細くし、血管が詰まる原因を作ってしまいます。

  • 脳梗塞

    歯周病の人は、歯周病じゃない人に比べて2倍以上も脳梗塞になりやすいといわれています。コレステロールが高い、高血圧などの方は特に歯周病予防が大切です。

  • 糖尿病

    歯周病の人は、歯周病じゃない人に比べて2倍以上も脳梗塞になりやすいといわれています。コレステロールが高い、高血圧などの方は特に歯周病予防が大切です。

  • 誤嚥性肺炎

    歯周病の人は、歯周病じゃない人に比べて2倍以上も脳梗塞になりやすいといわれています。コレステロールが高い、高血圧などの方は特に歯周病予防が大切です。

  • 骨粗しょう症

    歯周病の人は、歯周病じゃない人に比べて2倍以上も脳梗塞になりやすいといわれています。コレステロールが高い、高血圧などの方は特に歯周病予防が大切です。

  • 早産、低出生体重児の出産

    歯周病の人は、歯周病じゃない人に比べて2倍以上も脳梗塞になりやすいといわれています。コレステロールが高い、高血圧などの方は特に歯周病予防が大切です。

子どもの成長・発育を
助ける矯正

歯並びが悪くなる原因は、頬杖や指しゃぶりなどの習慣によるものと、遺伝によるものがあるといわれていますが、他にも様々な原因が考えられております。
歯並びの相談に来るお子さんたちには、「口呼吸」をしているという共通点があります。
歯列矯正は大人になってからと思って後回しにしてしまうと、歯並びの悪さによって鼻呼吸から口呼吸になってしまい、悪い習慣が身に付いてしまいます。
歯磨きの磨き残し、睡眠時無呼吸症候群や風邪などの病気に罹りやすい体質をつくってしまうなど、発育にも影響することがあります。
子どものうちから口呼吸や姿勢を改善して、顎の成長や歯並びを正しい方向へ促し、矯正治療を通してご家族とともに、お子さんの成長を手助けしていきたいと考えております。

口呼吸は不正咬合(よくない咬み合わせ)の原因にもなります

口呼吸は口から直接体内に細菌が入ってしまうことで免疫力が低下し、風邪やインフルエンザに罹りやすいだけでなく、扁桃腺の腫れ、気管支喘息、歯並びの悪さ、集中力の低下、睡眠が妨げられ成長ホルモンが不足するなど、健やかな成長に対して弊害をもたらし、咬み合わせにも影響することがあります。

口呼吸になると空気を通すために、舌を本来あるべき正しい位置よりも下げてしまいます。舌が正しい位置に定着せずに癖がついてしまうと、上あごが狭くなる、下あごが後ずさりするなど症状が表れて、結果的に不正咬合を起こす原因にもなります。
そのため早いうちから鼻呼吸へ習慣づけることが大切です。

不正咬合の種類
  • 叢生

    歯の大きさに対して顎が小さいため、歯が凸凹に重なって生えてしまう。乱ぐい歯や八重歯などを含む不ぞろいの状態。

  • 上顎前突

    一般的に出っ歯と呼ばれる状態で、上の前歯や上あごが前に出ていて下あごが極端に後ろに下がっている状態。

  • 開咬

    奥歯はきちんと咬みあうのに対し、前歯が咬みあわずに隙間ができる状態。前歯で物が噛み切れない。

  • 反対咬合

    下の前歯や下あごが前に出ている状態で、一般的に受け口ともいわれる。

拡大矯正でお口や顎を正しい成長へ

大人になってから矯正治療を始めると費用や時間の負担が大きいだけでなく、骨格が完成していて舌の癖の改善も難しくなります。
指しゃぶりや口呼吸などの習慣は、顎の発達を妨げる可能性がありますので、大人になり顎の骨ができあがってしまう前に、子供のころから矯正治療を行うことをおすすめします。

矯正装置を装着することで、歯並びを悪くする原因となる指しゃぶりをなくし、顎の成長期にお口周りの筋肉が鍛えられて、顎の骨を正常な成長へと導いてくれます。
顎が正常に発達することで鼻腔も広がり、鼻づまりなどの鼻呼吸がしにくい症状の予防にも繋がります。

マイクロスコープを使った治療

お口の中の治療は細かい作業の連続で、的確な治療をするにあたって見えにくい部分があってはならないため、マイクロスコープのような拡大視野を確保できる機器が必要となります。
健康な歯を削りすぎたり、神経や血管に傷がついてしまったり、小さな虫歯を見逃してしまうなどといったことが起こらないように精密治療の際には必ず使用しております。

マイクロスコープのメリット

  • あらゆる治療に幅広く使われます

    虫歯、歯周病、根管、補綴、インプラント、外科治療と歯科医療全般のあらゆる分野で使われています。それぞれの治療には細かい作業が求められますが、患部を見えやすくすることで作業効率も上がります。

  • 大きく見えることで精密治療が可能

    隠れた虫歯や歯周病を発見しやすくし、難易度の高い根管治療や外科治療など患部を捉えて治療することができます。細かな処置に対しても鮮明に見える状態にすることで、きちんと確認しながら治療を進められます。

  • 患者様への負担が少ない

    視野の拡大によって痛みを最小限に抑えた治療ができ、治療の時間も短縮に繋がるため患者様の負担を減少できると考えております。

マイクロスコープの見え方

暗い口腔内を明るく照らす

暗い口腔内を明るく照らす

特に見えにくい根管部分の治療では、神経が通っている部分もあり精密さが求められます。マイクロスコープを使用して患部を明るく照らすことで、経験や勘に頼るような施術ではなく、目で見て判断しながら治療することができます。
感染源を取り除ききれないと再治療となる可能性もあることから、複雑に入り組んでいる根管での治療では患部の見えやすさを確保する必要があります。

鮮明な視界で拡大観察ができる

鮮明な視界で拡大観察ができる

最大でも約20倍まで拡大することができますので、歯周病治療の際にも肉眼で見えなかった感染源を発見して除去し、歯周ポケットにも的確に器具を入れやすくなるためバイオフィルムを掻き出しやすくすることも可能になります。

メタルフリー治療

一般的な保険適用の治療には金属が含まれた詰め物や被せ物が使用されています。
金属の詰め物には費用の負担が少ないというメリットがありますが、見た目の美しさに欠ける面や健康面への影響など気掛かりな点もあります。
メタルフリー治療では保険適用の治療で使用される金属を使わずに、インプラントや金属素材を使用しない詰め物を利用して行う治療です。
自由診療となるため費用の負担は大きくなりますが、金属アレルギーの方でも行える治療法で、審美性に優れているメリットがあります。

銀歯が与える人体へのリスク

銀歯と呼ばれている詰め物、被せ物にはパラジウム、金、銀、銅などの様々な金属が含まれており、特にパラジウムについては金属アレルギーを引き起こす可能性があるため注意が必要な金属とされています。

  • 色素沈着

    被せ物や差し歯の土台となっている金属がイオン化して溶け出すと、歯茎に付着して変色や黒ずみを起こすことがあります。

  • 虫歯

    銀歯の劣化により歯と被せ物の間に隙間ができてしまうと汚れが溜まりやすくなり、虫歯の原因となってしまうことがあります。

  • 金属アレルギー

    長期間銀歯を装着していると、金属が劣化してイオン化したものが血液中に流れ込み、アレルギーを起こす原因となることがあります。

金属を使用しない被せ物治療

  • オールセラミック

    天然歯に近い透明感、自然な仕上がりで審美性に優れています。ジルコニアよりも白さや透明感においては上回る仕上がりになります。また歯との接着性も高く、研磨や微調整がしやすいため、虫歯の再発リスクが低いといわれています。
    費用の面においてはジルコニアの方が負担は少なく、セラミックの方が負担は大きくなります。

  • オールジルコニア

    人工ダイヤモンドと呼ばれていて、強度と耐久性が高い素材です。天然歯に近く透明感もあるため銀歯よりも審美性に優れていますが、セラミックと比較すると審美性は劣ってしまうところがあります。
    セラミックより強度に優れており、歯ぎしりなどで割れる心配は少ないといわれています。ですが、長期にわたって負担が掛かると割れるリスクが高まってしまいますので、定期的に歯医者でチェックをしていただくことをおすすめします。

セレック(CEREC)

コンピューター制御によって歯の修復物を設計・製作を行うCAD/CAM装置です。
コンピューターの3D画面上でデザインをするシステム(CAD)と、そのデザインしたものを自動切削機でセラミックのブロックを削り出す(CAM)機能で歯の修復物の製作を行います。
規格生産されたセラミックブロックを使用しているため、通常の治療よりもセレックで作製された修復物の方が耐久性は高いといわれています。
セレックで作られた被せ物は接着力が強く、細菌が付着しにくいため虫歯になるリスクを抑えることができます。

治療の流れ

  • 3D光学カメラでスキャン

    STEP 013D光学カメラでスキャン

    口腔内を3D光学カメラでスキャンし、データをコンピューターに取り込みます。 基本的に型取りはありませんが、場合によって必要となることもあります。

  • 修復物の設計

    STEP 02修復物の設計

    コンピューター上で噛み合わせの調整、歯の形態をシミュレートして修復物を設計していきます。

  • 修復物の作製

    STEP 03修復物の作製

    コンピューター上で設計されたデータを基にセラミックブロックを削り出し、修復物を作製します。

  • 患部に修復物を接着

    STEP 04患部に修復物を接着

    できあがった修復物を患部に接着して治療完了となります。
    最短1日で終わるため、比較的治療に掛かる時間が少ないとされています。

セレックはこんな方におすすめです

  • 虫歯に悩んでいる方

    銀歯は虫歯になりやすいといわれていますが、セレック治療では菌が付着しにくいセラミックが使われている修復物を使用しますので、虫歯に悩んでいる方におすすめです。

  • 金属アレルギーをお持ちの方

    銀歯には銀やパラジウムなどの金属が使用されていて、それらの金属が蓄積されてくると体に影響を及ぼす可能性があります。
    金属がイオンとして溶け出しアレルギーを起こすことが懸念されており、歯茎への炎症や皮膚炎、肩こりや頭痛などの症状を起こすともいわれています。

  • 銀歯をやめて白い歯にしたい方

    歯を失ってしまった方で銀歯を入れたくないとお考えの場合は、天然歯に近い見た目の修復物を入れられるセレック治療がおすすめです。

  • できるだけ早く治療を終わらせたい方

    銀歯やセラミックの歯を作製するときなど通常の歯科治療では、印象採得という歯型取りが行われてから、技工所へ製作依頼をします。
    歯科技工士さんの手によって歯の修復物が作られているため、治療が完了するまでに数日から数ヶ月の期間が掛かる場合があります。
    セレックは最も早い場合1日ほどで修復物が完成して装着できますので、治療期間も比較的短いといえます。

保険適用の白い歯
「CAD/CAM冠」と「CAD/CAMインレー」

一般的には虫歯を取り除いたあとは被せ物として銀歯を入れていますが、CAD/CAM装置のデジタル技術によって製作されたCAD/CAM冠と呼ばれるハイブリッドセラミックの被せ物に限り保険適用が可能になっています。
ハイブリッドセラミックは、レジン(歯科用プラスチック)とセラミック(陶磁器)のハイブリッドの被せ物になっております。
ハイブリッドセラミックは、セラミックを一部使用しているだけあって見た目も自然ですが、保険適用外の被せ物に比べると見た目の美しさは少し劣る部分があります。
銀歯が体に与える影響、見た目の美しさを考えると、CAD/CAM冠には多くのメリットがあると考えられます。

定められた基準を満たした歯科医院で保険適用がされています

セラミック治療の保険適用可能な歯科医院は限られており、厚生労働省が定める基準を満たしている歯科医院のみに限られています。

施設基準
  • 歯科補綴治療に係る専門知識、及び3年以上の経験を有する歯科医師が1名以上いること。
  • 歯科技工所との連携が取られていること。
  • 歯科用CAM/CAD装置が設置されていること。

保険適用の範囲

2022年現在CAD/CAMインレーは、前歯から第一大臼歯(真ん中から6番目)までほとんどの歯に対して保険適用されています。
一部においては基準が設けられていますので、その基準を満たした場合に保険対象となります。

  • 上下左右の第二大臼歯(真ん中から7番目)が計4本とも残っていて、咬み合わせが安定し食いしばりなどの咬合圧が加わらない状態である場合、第一大臼歯に使用可能となります。
  • 金属アレルギーの方は、アレルギーを証明する診断書などをお持ちである場合、第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯も保険対象となります。
保険適用範囲(2020年9月より拡大)
CADCAM冠
上、下の1番・2番・3番の歯
前歯 (中切歯、即切歯、犬歯)が
保険適用で白いかぶせ物が選べます。
上、下の4番・5番の歯
小臼歯という部位になり、
保険適用で白いかぶせ物が選べます。
上、下の6番の歯
7番の歯が4本とも残っている場合、
保険適用で白いかぶせ物が選べます。

金属アレルギーの方

上、下の6番の歯
上、下の7番の歯
金属アレルギーの方は、
保険適用で白いかぶせ物が選べます。

※金属アレルギーを証明する医師の診断書が必要です。

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