お知らせ
歯に良い食べ物、悪い食べ物
魚介類や海藻類、牛乳などの乳製品はカルシウムを多く含み、シイタケなどのビタミンDを多く含む食品は、カルシウムの吸収を助けてくれます。魚の骨まで食べてしまえば、更なる効果が期待できます。
海藻類はph数値が高いアルカリ性の食品ですから、歯にとって非常に良い食品になります。
カルシウムを多く含む乳製品は歯を強くします。
ビタミンAは歯のエナメル質を強化します。
ビタミンCは歯の象牙質の形成を支えます。
■牛乳はカルシウムを多く含み、歯にとても良い飲み物になります。■日本茶はその中に含まれているカテキン(ポリフェノール)、フッ素等の働きにより抗菌作用に優れ、むし歯予防作用があります。■発酵を途中で止めるウーロン茶特有のポリフェノール(苦味成分)が歯垢の発生を抑えてくれます。■抹茶、煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、ウーロン茶等
ニンジン、ごぼう、レタス、セロリ等は繊維質が多く含まれるので【直接清掃性食品】とも呼ばれています。
噛むことにより、歯や粘膜の表面が清掃され、唾液の分泌促進やアゴの発達にもつながる食品です。
気をつけていただきたいのは、紹介した食べ物を食べていれば、むし歯にならない、歯周病も安心ということではありません。食べた後は、シッカリと歯磨きをして汚れを落とす必要があります。基本はセルフケア。このことを忘れないでください。人は食べることで、生活に必要な栄養を得ています。この為には、咀嚼する歯が大切になります。日常生活の中で”歯に良い食べ物”だけを選択することはできません。また、楽しくもないでしょう。健康な歯と歯茎を守るためこのページをご活用下さい。
歯に悪い食べものといえば
すぐに思い浮かぶのが、甘いお菓子や飲み物だと思います。
糖分を多く含むケーキ、アイスクリーム、キャンディ、ガム、炭酸飲料や清涼飲料水、
チョコレートやキャラメルなどは砂糖を多く含むだけでなく、歯にくっつくやすく、お口の中に長く残ったままになりやすい食品です。
ほとんど毎日のように摂取している砂糖
■取りすぎてしまうと糖尿病や心臓病、骨そしょう症などを引き起こしてしまうといわれます。■口の中では虫歯になりやすくなることで有名です。■現在、1人1日約50gの砂糖を取っているといわれています。
■糖類に酸味が加わると歯を溶かす度合が更に高くなることが知られています。■毎日の食生活において下記の食品の摂取量、摂取後のお口のケアは歯の寿命に 大きく関わります。
公益社団法人山口県歯科医師会より引用
2023.04.10