お知らせ
歯科衛生士です。
こんにちは!コア歯科クリニックの歯科衛生士です。
ブログを始めました。よかったら参考にして頂きたいと思います♪
今回は虫歯についてお話します。
「小さい頃から 歯が弱くて…」と まめに歯科医院に通っているのに何度も虫歯が出来てしまう… そんな経験はありませんか?
虫歯の治療をし しっかり削って詰め物をしたり、被せ物をしたりしても 治療がそれで終了したことにはなりません。
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虫歯の原因は何なのか、への対処が重要になります。
虫歯の因子は一つではなく様々な要因が絡み合っています。お口の中の状態は一人一人違い、何が原因で虫歯になるのかはそれぞれです。
虫歯にならないために 何に気をつけたら良いのか 少しずつご紹介していきたいと思います☆
まずは虫歯になる過程についてです。
お口の中では 歯の脱灰(だっかい)と再石灰化(さいせっかいか)が繰り返されています。
脱灰とは、歯のカルシウム分が溶け出すことです。
再石灰化とは 溶け出したカルシウム分が再び歯に戻ることです。
砂糖分がお口に入ると、虫歯菌が糖を分解し酸を出します。そのためお口の中は酸性になりpH5.5以下になると歯の表面を溶かし始めます。この状態が続くと虫歯になります。
しかし 唾液には緩衝作用というものがあり、唾液のpHを一定に保つ作用があります。唾液の緩衝能によってゆっくりとアルカリ性に戻っていくことで 再石灰化が始まります。
1日の生活で考えてみましょう。
3食の食事の他に1回のおやつの時間を増やしたとしても、再石灰化の時間はかなり多いといえます。
しかし、例え量が少なかったとしても、砂糖分をこまめに取っていると酸性の時間が長くなり、ずっと脱灰状態が続きます。
これでは再石灰化は出来ませんね😞
砂糖の摂取は、食べ物だけではなく 飲み物 例えば清涼飲料水、炭酸水や酸性の飲み物でも同じです。
摂取量よりも摂取回数を考えて、どのような生活を普段しているか改めて見直して頂き、楽しいおやつタイムにして頂きたいと思います🎶
2023.02.1